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2024年度DxMT人材育成セミナー(7/1)開催

以下の要領で2024年7月1日(月)に2024年度DxMT人材育成セミナーを開催いたします。

データリポジトリやMDR利用の初心者、中級者を対象としたオンラインセミナーです。

 

【タイトル】研究データリポジトリMaterials Data Repositoryとその利用事例

 

【開催日時】2024年7月1日(月)14:00-15:30

 

【開催方法】オンライン

 

【講師】

田邉 浩介
(国立研究開発法人 物質・材料研究機構 技術開発・共用部門 主幹エンジニア)

石井 真史
(国立研究開発法人 物質・材料研究機構 マテリアル基盤研究センター 主席研究員)

 

【内容】
Materials Data Repository (MDR, https://mdr.nims.go.jp)は、物質・材料研究機構が運用する研究データリポジトリです。機構研究者の研究成果となる論文、ならびに研究データ約16,000件 (2024年5月時点) が登録されています。MDRの特徴として、材料科学分野を対象としたメタデータスキーマの利用や、DOIなどの識別子の付与を通した他のデータベースへの応用が挙げられます。本発表では、MDRのサービス内容に加えて、これらの特徴がどのように研究データの検索や公開に貢献しているかをご紹介します。
また、MDRでの研究データ公開の応用事例として、MDR XAFS DB (https://doi.org/10.48505/nims.1447) をご紹介します。MDR XAFS DBは、代表的な放射光実験であるX線吸収分光 (XAFS) のスペクトルを国内6機関からご提供いただき、NIMSのMDR上で一つにまとめた統合データベースです。ここでは、適切なメタデータ処理と語彙管理により、提供機関の違いを全く感じさせない横断検索が実現できました。MDRのメタデータスキーマや機能と整合を取りつつ、多様なデータを整理し、ユーザビリティを向上させる、データ駆動に必須の基盤構築の一例をご紹介いたします。この技術は、国際的なXAFSデータベース統合検索にも発展し (https://materiage.org/xafs/) 、コミュニティや材料科学全体の研究力強化に寄与しています。

 

【参加方法】
事前に参加登録が必要です。
下記URLにアクセスして参加登録をお願いします。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_CGVdbQZxTtKmf-QcKFWnTw

 

【お問い合わせ】
dxmt_office=ml.nims.go.jp(DxMTデータ連携部会運営室)
([ = ] を [ @ ] にしてください)

 

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