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マテリアル戦略推進シンポジウム2026 ( MatISS 2026 ) 1/30開催

マテリアル戦略推進シンポジウム2026の開催につきまして、以下の通りご案内申し上げます。

 

【開催趣旨】

政府戦略「マテリアル革新力強化戦略」(2021年制定、2025年改訂)に基づき、データ駆動型研究開発を推進すべく、文部科学省では3つの柱を通してマテリアルDXプラットフォームの構築を進めている。第一の柱は、先端設備を共用化するとともに、創出されるデータの収集と共用化を進めている「マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)事業」である。第二の柱は、マテリアルデータを集約し、利活用するための基盤を開発・運用するNIMSデータ中核拠点(MDPF)である。第三の柱は、これらをフル活用してデータ駆動ならではの材料成果を創出する「データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト(DxMT)」である。これら三つの事業が密に連携し、我が国のマテリアル研究のデジタル革新を先導することが期待されている。

   本シンポジウムではデータ駆動型マテリアル開発の最先端—DxMT成果創出—、研究インフラARIMを活用したイノベーションなど、マテリアルDXプラットフォームの進展を共有する。国際的動向を踏まえつつ、AI時代におけるマテリアル研究の新たな方向性を展望し、マテリアルDXプラットフォームの利活用を産学で加速する契機とする。

 

【名称】マテリアル戦略推進シンポジウム2026(MatISS 2026)

 

【日時】2026年1月30日 (金) 10:00-17:00

 

【会場名称】東京ビッグサイト 会議棟 1 階 レセプションホール(現地開催のみ)

                      (東京都江東区有明3-11-1)

MatISS2026_VenueMap

 

【申込方法】
参加費:無料
参加ご希望の場合、以下のURLから事前登録をお願いします。

URL:準備中(12月上旬公開予定)
※ 参加登録は、2026年1月26日(月) 締切
  ただし、会場収容人数を越えた場合は、先着順とし事前に締め切ることがあります。
  早めのご登録をお勧めします。

 

【内容】

基調講演:服部 正(文部科学省 研究振興局 参事官 (ナノテクノロジー・物質・材料担当)
               (併)内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 参事官)
     「改定マテリアル戦略始動:世界から頼られる次世代AI駆動ラボ革命への挑戦」

特別講演1:岡野原 大輔(株式会社Preferred Networks代表取締役 最高技術責任者/最高研究責任者)     
      「AIを活用した計算化学の発展と将来展望」

特別講演2:Peter Gumbsch(Director, Fraunhofer-Institut für Werkstoffmechanik (Fraunhofer IWM),        Professor, Karlsruher Institut für Technologie (KIT))
      “Navigating the European Digital Transformation in Advanced Materials Research,       Development and Application”

招待講演:松永 久生(九州大学)
     大久保 忠勝(NIMS)
     神谷 利夫(東京科学大学)
     松田 翔一(NIMS)
     沼田 圭司(京都大学)
     村上 恭和(九州大学)
     元野 智幸(リバーエレテック株式会社)
     有本 太郎(ウシオ電機株式会社)
     松波 成行(NIMS)
     源 聡(NIMS)

【共催】
文部科学省 マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)
文部科学省 データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト(DxMT)
国立研究開発法人 物質・材料研究機構 データ中核拠点事業(MDPF)

 

↓ 詳細はこちらからご覧ください。

 

 

【同時開催イベント(nano tech 2026)】
1月28日(水)〜30日(金) 東京ビッグサイト西ホールで開催されるnano tech 2026の「NIMS & 文部科学省マテリアル戦略関連事業」ブース(1W-J31)にて、共催3事業(ARIM, DxMT, MDPF)の展示を行っている他、材料の社会実装に向けたプロセスサイエンス構築事業(マテリアライズ)の展示も行っております。ぜひ、ご来場ください。


詳細・来場事前登録は、以下nano tech 2026ホームページをご参照ください。
https://www.nanotechexpo.jp/