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物性研究所スパコン共同利用・CCMS合同研究会「計算物質科学の現在と未来」協賛

DxMTは、物性研究所スパコン共同利用・CCMS合同研究会「計算物質科学の現在と未来」に協賛します。

 

【開催趣旨】

「富岳」に代表されるスーパーコンピューターと計算手法の両者の絶え間ない進展により、近年のシミュレーションは精緻、大規模かつ網羅的なものとなり、物理現象の本質的な理解に大いに貢献しているだけなく、実験との協奏的研究においても多くの成果が生み出されている。さらに最近では機械学習手法の台頭により、驚くべき速さで人工知能技術が進展しており、物性・物質科学の研究においてもその活用が進んでいる。
この様な状況において、物性研究所は2022年度にenagaからkuguiへとシステムCの更新を行い、総理論演算性能として約8PFの共同利用スパコンを有しており、全国中の研究者の物性・物質科学シミュレーションのプラットフォームを提供している。
本研究会では、物性研スパコンユーザ―及びCCMS関係者が集い、最近の計算事例に基づく情報交換の場を持つことによって、研究成果を共有し、さらに我々のコミュニティをどのように発展させていくべきかについて考察を深める場としたい。

 

【名称】物性研究所スパコン共同利用・CCMS合同研究会「計算物質科学の現在と未来」

 

【開催日】2024年4月3日(水)~4月4日(木)

 

【場所】

東京大学 物性研究所 大講義室 (6階)
千葉県柏市柏の葉5-1-5

・現地参加のみ

 

【参加費】無料

 

【お申込み】

こちらよりお申込みください。

 

【申込締切日時】

2024年3月22日(金)17時まで。

 

【プログラム (敬称略)】

4月3日(水)
12:55~13:00 Opening
13:00~13:50 初貝安弘 (筑波大学)[特別講演]『強相関トポロジカル相の数値的研究』
13:50~14:20 大門俊介 (量子科学技術研究開発機構)『深層学習AIによる量子伝導現象の解読』
14:20~14:50 下川統久朗 (OIST)『実験的に測定可能な量子もつれ測度を用いた量子スピン液体の数値的研究』
14:50~15:05 break
15:05~15:35 今田正俊 (早稲田大学) [巻頭論文] 『スーパーコンピュータを用いた高温超伝導と量子スピン液体の解明』
15:35~16:05 大久保毅 (東京大学) [高度化]
16:05~16:35 樋口克彦 (広島大学)
16:40~18:00 ポスターセッション
18:30~   「カフェテリア(物性研究所前)」

4月4日(木)
9:30~10:20 近藤正章 (慶應義塾大学) [特別講演]
10:20~10:50 藤井幹也 (NAIST)
10:50~11:05 break
11:05~11:35 永井佑紀 (東京大学)『機械学習によるシミュレーションの高速化:自己学習ハイブリッドモンテカルロ法』
11:35~12:05 土屋旬 (愛媛大学)『第一原理計算による地球惑星内部における含水物質の研究』
12:05~13:10 Lunch
13:10~13:40 是常隆 (東北大学)『第一原理ワニエ有効模型に関する最近の発展』
13:40~14:10 尾崎泰助 (東京大学)
14:10~14:40 佐藤駿丞 (筑波大学)『時間依存密度汎関数理論に基づく第一原理アト秒電子ダイナミクス計算』
14:40~15:00 break
15:00~15:30 川口一朋 (金沢大学) [巻頭論文]
15:30~16:00 岡崎圭一 (分子研)『分子シミュレーションとAlphaFoldの統合によるタンパク質構造変化ダイナミクスの解明』
16:00~16:30 山本詠士 (慶應義塾大学)
16:30~16:35 Closing

※プログラムの詳細は後日公開いたします。

 

【お問い合わせ】

keisan-24_at_issp.u-tokyo.ac.jp

(_at_を@に置き換えてください。)

 

【主催・共催・協賛】

主催:東京大学物性研究所スーパーコンピュータ共同利用、計算物質科学研究センター

共催/協賛:MP-CoMS、DxMT

 

 

(2024/3/18 申込締切日変更のため日付を15日から22日へ変更)